ようこそ〜ひじりの音〜 へ

〜思いのむくまま日々つれづれ〜

No.620 「第9回 「とどけ和の響き」 東日本大震災チャリティーコンサート」(H31年3月17日)

🎵3月9,10日、9回目となりました「とどけ和の響き」が玉水記念会館で開催されました。今年は東北大楽友会の学生さん12名が来て下さり、「北斗幻想」「出雲路」を演奏して下さいました。土曜日は快晴、日曜日は時折雨模様となりましたが、2日間全44曲、のべ出演者薬270名で、私共の精一杯の気持ちが届きますよう、演奏させて頂きました。今尚、5万人以上の方が避難生活をされ、新聞にも決して忘れる事もいやされる事もない悲しみの中前を向き進んで折られる方がどれほどおられうかと思うだけでも辛くなります。近年あちこちで災害が多発する中、たまたま平穏な生活ができてます私もとにかく小さな力を集め出来る事を見つけて参りたいと思いました。今年は例年NHKラジオでコンサートのご案内を流して下さっていますが、お問い合わせやご来場下さる方も多く、2日間の当日券は100枚を超えました。
 来年は10回、スタッフ一同気持ちを新たに少しでもお役に立てるコンサートを目指して参りたいと改めて心に誓いました。

No.619 「立春 そして梅の花が」(H31年2月6日)

🎵暖冬傾向だった今年の1月でしたが、先週末からは寒い日が続き、珍しく生駒山の頂上付近が真っ白になりました。奈良はあとひと月、東大寺のお水取りが終わるまでは寒さが続きます。
 さて、私に撮りまして十数年自身のライブ活動の拠点ともいうべき、ならまちの「くるま座」が4月初旬に閉館となります。田辺頌山さん、藤原道山さんとのコンサートで皆様にお楽しみ頂きましたが、2月16日の田辺さん、4月7日の藤原さんでフィナーレとなります。今後また新しい空間を探そうとは考えていますが、どうなるか・・・。本当に地歌にとりましてとても素敵な場所でしたのでとても残念です。もしお時間がございましたら是非お越し下さいませ。
 そして、この数日の暖かさに誘われたようにおけいこ場玄関のしだれ梅が一輪開花しました。これからはしばらくはそのかわいさと香りで楽しませてくれると楽しみです。

No.618 「ポラーノの広場・銀河への風舞いて」(H31年1月20日)

🎵1月12日 京都女子大学ニューイヤーコンサート2019が京都コンサートホールであり、菊央くんからのお話しで菊珠さんと共に参加させて頂きました。今回は「響き合う和洋 その出会いと創造」というサブタイトルで、一部は本格的な洋楽の他に笙とオルガンの合奏等もあり、2部では、春の海、磯千鳥をヴァイオリンと合奏させて頂きました。磯千鳥のヴァイオリンパートは初代中尾都山先生の手付けでした。そして新作「ポラーノの広場」宮沢賢治の同名の童話に描かれた広場をステージに見立て、そこに賢治の亡霊が風の精と合体して現れ、自らの思いを次世代に託すという内容です。編成もピアノ・バリトン・ソプラノ・パイプオルガン・舞・笙・打楽器・女性合唱に三絃と箏2面という大きな物でした。もちろんこんな体験は私は初めて、作曲の先生が箏もされていて、普通の箏譜もスコアと共に下さりましたが、五線譜を見るのも数十年ぶりの私はとにかく入るタイミングを含め、最初のリハーサルの時にはついて行けませんでした。年末には歌は三絃と思っていったら、箏も歌うパートができ、これがなかなか付かず、年明け一回目のリハでは歌えば手を間違え、手を考えると歌が付かないと本当に苦労しました。唯2回目のリハーサルから少しずつ楽しみことができるようになり、ラストのコーラスでは感動すら感じ始めました。いよいよ本番、2回目の京都コンサートホールですがやはり大きいです。パイプオルガンの迫力に圧倒されたリハーサル、作曲の佐藤先生が邦楽の良さが出るように心を配り作曲して下さっていて、ホールの音響の良さもあり自然体で演奏できました。いよいよ本番、千人以上入るホールもほぼ満席、学生さん達の朗読から始まり、演奏そして最後の学生さんのコーラスまで約28分、最後は鳥肌が立つ程感激しました。今年初めての舞台で感動的な企画に参加させて頂き本当西合わせでした。洋楽アレルギーみたいな物がありましたが、その力強さや素晴らしさを感じ、また何かの折りには足を運びたいと思いました。
 後になりましたが、磯千鳥のヴァイオリンとの合奏もとても新鮮で、尺八との合奏と又、ひと味ふた味違う深さを感じました。年末の頃は日が進み本番が近づくと少し落ち込んでいましたが、心の底から音楽を楽しめた素晴らしい今年の演奏初めとなりました。

No.617 「謹賀新年」(H31年1月7日)

🎵平成最後のお正月も終わり、いよいよ新しい年が動き出しました。奈良は元旦 本当に暖かく快晴の年明けになりました。
 昨年は11月に大阪・東京とリサイタルを開かせて頂き、たくさんのお客様にお越し頂き本当にありがとうございました。自分としても「三津山」という曲に関して、ほんの少しですがその景色が見え始めた気がしました。今後も「融」と共に自身の中で大切に深めてゆければと思っております。
 お正月は6日にリハーサルがあって7日からは通常のスケジュールに戻ります。2・3日は「磯千鳥」の暗記と箱根駅伝を楽しみました。今週末から演奏会もスタートしますが、長年親しんできました「ならまちのくるま座」が閉館しますので、2月16日の田辺頌山さん、4月7日の藤原道山さんとのコンサートでひと区切り、後は来年以降の場所をさがす予定です。東日本大震災の後に始めたチャリティーコンサート「とどけ和の響き」も3月9・10日で第9回、本当に早いです。こちらは今回は東北大学の学生さんをお招きします。またいろいろとがんばりますので、応援よろしくお願いいたします。

No.616 「思ふ音(こころ)11月1日 プラレホール」(H30年11月4日)

🎵10月半ばより、生駒は秋らしい好天と気温になりました。私の三津山への想いと、お世話になり大好きな演奏者の方との、大阪・東京での区切りのリサイタルがスタートしました。
 まずまずのお天気、ところが前日に私がこの世界に入って初めてのハプニングが待っていました。三絃をお預けしてた楽器店さんから、三絃の皮が破れていると連絡が入りました。まさか、、、でも起こったことは仕方ないし、別の三絃を準備しリハーサルにのぞみました。自分なりに精一杯の準備をしました。やはり普段あまり弾かない楽器と壱越で弾かない楽器、さわりとかいろいろ考え、自分なりのベストで本番にのぞみました。やはり自分のミス、新青柳では中唄で二の糸のネジがゆるんでしまい、とにかく後唄までネジとの戦いとなってしまいました。自身悔いはないのですが、自分のそんな意味での危機管理不足だったととっても反省しています。影法師、三津山は自分なりに頑張れたと思いますし、同日大阪で著名な先生のリサイタルがあり心配していましたが、たくさんのお客様がお越し下さり、心から感謝の気持ちでいっぱいでした。
 さて、いざ13日には東京です。がんばります。どうぞお越し頂けますこと、よろしくお願いいたします。

No.615 「いよいよです」(H30年10月23日)

🎵厳しかった夏の暑さ、台風や地震の災害、、と今年の夏は思わぬ出来事だらけだった気がします。そしてやっと先週辺りから秋らしいさわやかなお天気になり、過ごしやすくなりました。
 さて、以前からお知らせさせて頂いたように、11月1日に、西宮市プラレホール、13日に東京紀尾井ホールで、リサイタルを開かせて頂きます。今回は藤原道山さんが尺八の手付けをして下さった、奈良にちなんだ光崎検校の大曲「三津山」をメインに、他の曲は、大阪・東京と曲目を変え、精一杯の演奏をと思っております。平成4年に恩師 菊原初子先生にご出演頂いた第1回目より26年、リサイタルという形式ではひとつの区切りとして考えております。と言いながら、10日ほど前に自分の不注意から左肩を痛め現在リハビリ中、まだダルさとしびれと闘っています。思い起こせばやはりリサイタル前に、前回は左ヒザ、前々回は声が出なくなるというアクシデント、いや自身の不注意がありました。今年もやってしまいました。少し落ち込みましたが今は気持ちを切り替え、痛みに寄り添い前に向こうと決めました。時間を大切に日々リサイタルに向け進んでいきます。

No.614 「我慢」(H30年9月17日)

🎵 今年もあと百日余り。
 9月に入ったと思ったら、あっという間に半分。昼間はともかく朝夕は過ごしやすくなりました。
今年は7月以降、本当にいろんなことがありました。関西は地震に豪雨、そして台風、先日の北海道の地震を含めて辛いことがたくさんあり、今もご苦労されているたくさんの方がおられると思うと、無力の自分を思うと心が揺れています。
 そんな中明るいニュースも! テニスの大坂なおみさんが全米オープン優勝という偉業を達成されました。中学・高校と一応テニス部に在籍してた私としても、唯々すごいなと思い、彼女のインタビューでご自身の変化のポイントとして「我慢」と話されてたのを聞き、またひとつ勉強させて頂きました。私にとりましてもこの秋はひとつの区切りと位置づけ、これから進もうと思っております。
 確か平成4年に第1回をスタートさせて頂いたリサイタル、一昨年は初めて東京でも開かせて頂きましたが、今年は11月に大阪、東京とリサイタルを計画いたしました。今回は藤原道山さんが手付けして下さった「三津山」を軸に自分のひとつの集大成・区切りとして、それぞれのプログラムに私の大好きな演奏者の方のお力添えを頂きまして、何とか良い音楽を演奏できればと思っております。やはり、リサイタルを始めた頃より年齢も進み、特にここ数年は大切な舞台に向け、練習はもちろんですが体調面、そして精神面のコンディションの大切さをひしひしと感じております。それがあの大坂さんの我慢という言葉も何か響くものがありました。
 さてさて、11月に向かい助走をはじめ、徐々にギアを上げて、楽しみながら、しっかりと全力で走り抜けたいと思います。全ての皆さんへの感謝の気持ちを大切にしながら・・・。

No.613 「今年も半分が」(H30年7月9日)

🎵 個人的には7回の本番があり、本当に苦しんだ6月がやっと終わり少しほっとした感がありますが、いよいよ今月は六瓢庵でのコンサート、今年のひとつの大きな目標曲「三津山」が近づいて来ました。奈良の大和三山をテーマにした光崎検校の大曲、30分を越す長さもあり、なかなか舞台で聞いたり演奏する機会もありませんが、「融」同様、春のならまち、くるま座でのコンサートで藤原道山さんに手付けをして頂き、私はますます好きな曲になりました。11月には、大阪・東京でリサイタルをさせて頂き演奏させて頂く予定です。21日の六瓢庵のコンサートもあと数席ですが残席もございます。皆様のご来場をお待ちしております。
 7月1日は2月の演奏会以降、5ヶ月ぶりに高知に行きました。その3日ほど前から雨で岡山からの南風号が止まっており少し心配しましたが、高知の手前で降り出した雨も駅を出るとあがりました。久しぶりの高知でしたが、何ともいえないあの高知の空気、言葉が大好きです。今年こそ8月の「よさこい祭り」行きたいな〜!!

No.612 「まさかのW地震」(H30年7月6日)

🎵 6月17日、2回目の三十三会を東京紀尾井ホールで開かせて頂きました。三人の想い、大阪のそして自分達の菊筋の芸と音にこだわりスタートしたこの会、今回もその気持ちを込めた選曲でした。終曲の「残月」、私は替手を演奏していました。が、、途中少し客席がざわめいたと感じましたが、終了後聞くと地震だったらしいです。会は無事終了、次回に向け集客を含めいろいろ課題も見つかり、しっかり準備したいと思ってます。お越し下さった皆様、ありがとうございました。また次回もどうぞよろしくお願いいたします。
 終演後打ち上げまして、日付けが変わる頃に帰宅、そして翌朝激しい揺れと携帯のアラームで飛び起きました。あの阪神淡路を少し思い出しました。幸い自宅は何もありませんでしたが、時間が過ぎるにつれたくさんの被害も伝わり改めて地震の恐ろしさを感じました。現在でも数百名の方が避難生活をされていると伺ってますし、先日からの大雨、1日も早く皆様が元の暮らしに戻られ安心して過ごされることを祈るばかりです。

No.611 「伊賀上野 国史跡 旧崇広堂コンサート」(H30年6月5日)

🎵 2日 土曜日 伊賀上野市の崇広堂(すうこうどう)と言います江戸時代の建物で、コンサートをさせて頂きました。
 崇広堂、文政4年(1821年)津藩10代藩主、藤堂高兌(とうどう たかさわ)の時代に伊賀・大和・山城の領域に住む藩士の子供を教育するために、伊勢国津藩校 「有造館(ゆうぞうかん)」の支校として立てられました。崇広堂は伊賀上野城すぐ南に位置し、当時のまま保存されているという全国でも珍しい建物です。
 先週半ばより快晴の後天が続く中、この日もさわやかな好天。昔ゴルフをしていた頃、よく走った西名阪国道を走り、会場に向かいました。江戸時代のままの保存、そうですエアコンなどは全く無く、でも思ったよりさわやかでした。照明もとても凝ったものにしてくださり、本番の演奏中、語りとのやりとりの中、200年前ここで武士の方が勉強されてたのだと不思議な気持ちでした。嬉しかったのはお客様の半数近くが地歌が初めてということで、アンケートを読ませて頂いてもとてもお楽しみくださったみたいで感謝でした。
 江戸時代の地歌を、その時代のまま残されているスペースで演奏させていただけるという本当に幸せなひとときでした。

No.610 「三十三会 & 六瓢庵」(H30年5月31日)

🎵  早くも6月、そして今年は庭の紫陽花の開花がいつもより早く感じられます。つい先日、誕生日を迎え、またひとつトシをとったと落ち込みつつ、6月は多分私の中ではいちばん多いひと月に7回の本番があります。大阪以外でも、伊賀上野、高松、東京とありまして、初めての場所は楽しみです。
 そして東京、第2回三十三会を紀尾井ホールで開かせていただきます。同門の菊重さん、菊央さんと大阪の上方の地歌を、とにかく東京で聞いて頂ければとの厚い思いで、去年スタートしました。今年は3人で三味線組歌の「早舟」、菊央さんが胡弓に手を付けて「残月」、あとは各々の持ち曲です。去年と違い大きな会場、何とか大勢の方に足を運んで頂けますようどうぞよろしくお願いいたします。
 そして7月には三鷹にあります六瓢庵で、毎年春にならまちで開催しております藤原道山さんとの小さなコンサートをさせて頂きます。とても素敵な空間で、和の音をゆっくりお楽しみ頂けると思います。こちらは6月1日からお申し込み受付させて頂きます。皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。

No.609 「"とどけ和の響き" をふりかえって」(H30年4月30日)

🎵  世の中はGW、本当に気持ち良いお天気になっています。今年は桜も早く、奈良では藤の花やツツジもいつもより早く満開を迎えた気がしますし、ハナミズキもきれいですね。東京のおけいこで新幹線ですが、車窓からはとにかく新緑が目を楽しませてくれます。数日前に札幌で桜が例年より1週間早く開花したと聞きました。そして梅も同じに咲いたとか、、、。子どもが今小樽で学生生活をしているので、いろいろあちらの事も気になりますが、やはり小さい日本でも広く感じますね。
 さて、すでに2ヶ月近く前になりますが、3月10日、11日に "とどけ和の響き" 東日本大震災復興支援のコンサートを開かせて頂きました。去年初めて2日間開催に踏み切りましたがあ、今年も果たしてどれだけの参加を頂けるのか心配されましたが、結局去年を1曲上回り、2日間で50曲、のべ370名を超える方がご協力くださいました。もう8回、、、あれからまる7年なんですね。3月に入るとTVでもいろんな震災関係の番組を目にしますが、原発の事を初め、まだまだ道長しの感じがします。我々、遠方の者がせめてもの記憶に留め、小さくても応援しようという気持ちを大切にするため、実行委員7名はじめ、参加下さる方とともに 今後も頑張りたいと思っています。先ずの目標は、みちのく未来基金さんと同じ震災の年に生まれたお子さんが大学を出るまで、と思っています。今年は岩手大三曲部さんが参加して下さいましたが、力強く素晴らしい演奏で、客席からも大きな拍手が送られました。
 さて、いよいよ5月、私個人的には7月までのびっちりの演奏会を楽しみたいと思っています。

No.608 「感謝の1日」(H30年4月19日)

🎵  今年は桜が本当に早かったですね。奈良でも丁度くるま座で藤原道山さんとのコンサートの頃に3分咲きくらいで、翌週の週末もまだ満開で、本当にきれいでした。そして早くも4月は後半に、しばらく肌寒い日が続きましたが,いよいよ暖かくなりそうです。そしてふと目をこらすと藤の花が満開で、新緑も目立ちはじめ、何と今日はツツジも咲いてました。これってゴールデンウィークの景色じゃないでしょうか・・・おどろきです。
 15日は、母 中谷紫香の7回忌追善演奏会を開かせて頂きました。えっ、・・もう丸6年過ぎたとは不思議な感じです。 今回は紫香会創立50周年ということもあり、藤原道山さん初め琴友会から菊珠さん・菊重さんと、母が長らくお世話になった方々もご出演いただきました。社中の会は本当に久しぶりでしたので、3月のチャリティーコンサート後から本当に大変でした。4月に入りリハーサルも進み、本番が近づく中、いろいろと忘れてた事や思わぬミスが見つかったり、本当に無事にできるのかと心配しましたが、中心になり働いてくれた名取りのお弟子さんや、もちろんゲストの方々のお力で、とっても良い会となりました。ただただ、「感謝」の一言でした。
 そして、息つく間もなく、今週末から6月末にかけ、10週間で14回の本番が控えています。とにかくベストをつくして、お客様の心に残り演奏を目指します。

No.607 「南国高知に雪が」(H30年2月20日)

🎵  先週末、高知 菊由瀬先生 中寿演奏会に参加させて頂きました。
 前回の喜寿から3年、今回は菊重精峰さんも参加して下さり、田辺頌山さん、藤原道山さんの特別出演でとても華やかな会になりました。10日金曜日夜に高知入り、11日は会場でのリハーサルでした。予報通りこの日は雨、午前中は社中の方の曲を中心のリハで、午後尺八のお二人が到着し、夕方まで熱の入ったリハでした。食事会の後は、ゲスト-スタッフで大好きなひろめ市場で少し楽しいひととき、翌日に備えぐっすり休みました。会当日の高知は快晴、それぞれ晴れ男を自慢するゲストは「どや顔」。お花がいっぱいのロビーはとてもきれいでした。そして本番、私がお稽古に伺うようになり、10年以上、4回目の会ですが、今回も450席の会場は満席、立ち見の方も出る盛会でした。前日リハでもうまくいかなかったホワイトドリームの最後が奇跡的にピタリと決まり、唯々感激でした。先生のお人柄でそして社中の皆さんのお気持ちがひとつになった感動のラストでした。高知は暑いです。お客様の拍手が鳴り止まず続きました。
 楽しい打ち上げの後の翌朝、目覚めのホテルの部屋のカーテンを開けると、何と雪が積もってました。高知市内での積雪は11年ぶりとか、本当に充実し楽しい4日間になりました。

No.606 「いざ 高知」(H30年2月9日)

🎵  早2月ですね。1月後半から、とにかく寒く、今は特に北陸がすごい雪、本当に心配です。毎週の様にTVでは今年最強の寒波の連呼ですね。我が家も氷が張るのはほぼ毎日、とても珍しいです。
 さて、いよいよ11日は高知でお世話になっております菊由瀬先生の中寿のお祝いの会です。私も高知入りし、10日は朝からリハーサル、昼には東京より藤原道山さん、田辺頌山さんも到着され、私にとりましても今年まず第1弾の大イベントです。年明けから2度お稽古に伺い、皆様もめきめき仕上がってきました。高知の皆様はとにかく「おもてなし」のお気持ちが強く、演奏会の祝賀会まで本当に盛りだくさん準備されてます。私も初めて高知へ伺って15年近くがすぎました。美味しいお魚や果物、そして大自然に大好きな坂本龍馬さん。でもまだまだ行ってみたいところもたくさんあります。週末は寒さも少し和らぎお天気も大丈夫そうです。皆さんが笑顔いっぱいになれる様がんばります。

No.605 「ならまちライブ」(H30年1月19日)

🎵  先週は特に日本海側が大雪、生駒も連日氷が張り、本当に寒かったのですが、今週は一転して暖かくなりました。週明けには大寒波が来るそうです。今年はとにかく気温の差の激しさに身体がまいります。
 さて、恒例となりました ならまち くるま座での藤原道山さんとのライブのお申込み日が近づきました。今年は曲のタイトルでもお判り頂けますように「花」をテーマにして、4曲を選曲致しました。梅・桜・椿、ちょうど梅から桜へのバトンタッチの頃となりますが、早春の奈良で目からそして耳から花を感じて頂ければ幸いです。
 今回は松竹梅の三絃で菊重精峰さんの息子さんの絃生(げんき)君にも参加して頂きます。
 お申し込みは2月1日からとなっております。たくさんのご来場をお待ちしております。

No.604 「spring sentence(文春)」(H30年1月13日)

🎵  日本は今シーズン最大の寒波にみまわれています。生駒も雪が舞いまるで冷蔵庫の中みたいです。
週末のセンター試験、トラブルなくでき、又受験生の皆さんが力を発揮されることをお祈り致します。
 さて、一昨年奈良でのあるコンサートで知り合いの尺八の方から、この日出演している藤岡君という若手の方をご紹介いただきました。とても良い尺八演奏するよ、と話してられましたが、この日は聞けませんでした。その後、奈良で彼が所属する会の初弾き会に参加させて頂きご一緒できました。とても素直な心地良い音でした。そして去年10月私共の研修会があり、演奏をお願いしました。その寸前に実は彼は郵便局にお勤めなのですが、働きながらひとつの事に情熱を持ち頑張っている方を紹介するという企画に選ばれ、週刊文春に写真が出るので、会場の文楽劇場で撮影したいというお話しがあり、当日リハの後に実現しました。それが今週発売され(1月18日号 1月10日販売)、私も買わせて頂きました。余りに大きな写真に嬉しいやら恥ずかしいやら・・・。糸でもそうですが、お仕事を持ちながらのお稽古は本当に大変だと思います。それを支えるのは情熱ですよね。
 これからどんどん伸びて頂きたいし、私も負けずにがんばらねばと思いました。

藤岡くんの紹介、 以下かんぽのHPからも見ることができるようです。
 かんぽのHP 人生は夢だらけ
 かんぽのHP 人生は夢だらけ キャラバン32(藤岡さん)
 

No.603 「あっという間の2ヶ月でした」(H29年11月19日)

🎵 暦はもう11月も終わりに向かっています。
 自分のこれまでの中でも、多分最も大変な2ヶ月でした。何も余裕もなく、唯目の前のお仕事に追われ集中し走ってました。
 9月に勉強会が終わり、先ずは10月末の奈良であります国民文化祭と、その前日の第5回の地歌箏曲研修会の準備も本格化しました。
 そんな中、10月始めに福島県のいわき市に向かう事になってました。寒暖の差が大きかったからかそんな中、10月に入り風邪を発症、行く前日まで3日間点滴をして頂き、休んでましたら叔父が亡くなりまして、お通夜・葬儀があり、バタバタ、お稽古も休ませて頂き、なんとか熱も下がり出発しました。  そして、その中まさかの経験をしました。ここから次回に・・・走った2ヶ月のいろんな出来事をお話しさせていただきます。

No.602 「第8回 とどけ本の響き、チャリティーコンサート」(H29年10月6日)

🎵 2011年3月に発生しました東日本大震災、その年の5月から邦楽の力ですこしでも 何かできないかとの思いから、「とどけ和の響き」をスタートさせて頂きました。関西を中心に毎年30曲越え、今年の3月は昨年ありました熊本の地震にも何かしたいということで2日間の開催、出演曲は50曲を超え、出演者の熱い思いを届けさせて頂きました。そして、来年はやはり3月10,11日に第8回を開かせて頂きます。第4回からは東北より、高校生・大学生の方もお招きし、来年は岩手大学の三曲部の方がお越しくださいます。いろんなことが時とともに忘れられ風化する中、なんとか来年も力を合わせてコンサートを盛り上げたいと思ってろいます。
 10月15日よりご参加の受付を始めさせて頂きます。お力添えを頂ければ幸いです。ご連絡を頂けましたら開催概要を送らせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
FAX 0743(75)1432、電話090 2708 5853
 そしてコンサートで頂きましたご縁で6月には仙台で、そして10月7日には福島県いわき市で演奏する機械を頂けました。いわきを初めて訪れる町、とても楽しみです。

No.601 「新米」(H29年10月4日)

🎵 いよいよ10月、今年も残すところ3ヶ月でうが、ホントうに早いです。私にとりましては11月末まで今年はかなりハードな2ヶ月になりそうです。10月は第5回の研修会に国民文化祭等、4回の会。11月は演奏会は5回にFM録音やDVDの撮影とリハーサルを含めると全く息が抜けそうにありません。でも幸せな事と感じています。
 さて、先日金沢のおけいこの時、来てくださっている方から新米を頂きました。5日程前に収穫し2日前に精米されたとのお話し、翌日炊いて頂きましたが、これが絶品でした。何ともいえない甘みの様なお米のおいしさ、ごはんってこんなに美味しいんだと改めて感動しました。その後も1回送って下さり、毎日のご飯が楽しみです。本当に新米ってすごいんです。元々お米というか、ご飯が大好きで旅などに出ると駅やお土産で先ず目に付くのが、ふりかけやとにかくご飯のお供なんです。先ずスーパーなどでは手に入らないと思いますが、しばらくは至福の時を楽しめそうです。

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